呉邦国委員長、カンボジア訪問を開始 印刷
2010年 11月 04日(木曜日) 11:11

中国全国人民代表大会常務委員会の呉邦国委員長は、カンボジア国民議会のヘン・サムリン議長の招きに応じ、、3日プノンペン入りし、カンボジアでの公式訪問を始めました。

呉委員長は、空港で書面談話を発表し、「中国とカンボジアは、伝統のある友好的な隣国であり、双方は、政治的には信頼しあい、経済では互 いに利益をもたらし、人的交流を盛んに行い、互いに学びあい、国際問題と地域問題では協調をとり、このような両国間の誠実な協力は、二国間関係での手本と いえる。今回の訪問を通して、伝統的な友情を深め、実務的な協力を推し進め、共同の発展を促し、両国の全面的協力パートナーシップに新たな活力を注ぎた い」と述べました。

訪問期間中、呉委員長は、ノロドム・シハモニ国王、チア・シム上院議長、フン・セン首相、ヘン・サムリン国民議会議長たと会談を行い、両 国関係、議会間の往来、ともに関心を持つ国際問題や地域問題に関して意見を交わす予定です。また、呉委員長は、中国・カンボジア経済技術協力プロジェクト と政府間協力文書の調印式に出席します。

なお、呉院長は、カンボジアの後、インドネシアとタイを訪問する予定です。(翻訳:イツゴウ)