中国、2013年から独自の火星探査を開始 印刷
2010年 10月 22日(金曜日) 17:15
中国航空科学技術グループ宇宙技術研究院は21日、「火星は月に次いで、中国の宇宙探査の2番目の星となる可能性がある。中国は現在、すでに周回探査の方案を提出した。早ければ2013年に衛星を打ち上げる予定だ」と述べました。

これについて専門家は、「中国は月の探査衛星『嫦娥一号』、『嫦娥2号』の打ち上げに成功した後、飛行機器の設計レベルがある程度に高められた。現在、すでに独自に火星探査を行う技術を持っている」と述べました。

なお、火星は地球からの距離が約4億キロもあります。火星には地球と同じように大気があるほか、春夏秋冬の変化があることも分かっています。しかし、月探査に比べ火星の探査と測定データーの収集はより難しいということです。(翻訳:董燕華)