国連、ローマで「世界食料デー」記念マラソンを開催 印刷
2010年 10月 18日(月曜日) 15:47

FAO・国連食糧農業機関とIFAD・国際農業開発基金が17日、ローマで飢餓撲滅マラソンを行いました。これは第30回目となる世界食料デーを記念するもので、飢餓への関心を呼びかけることを目的としています。

当日は10キロコースと5キロコースに分けられ、参加選手は2000人に達しました。

国連食糧農業機関の上層部によると、現在全世界の飢餓人口はおよそ9億2500万人に上り、今回のマラソン参加費はハイチ大地震の再建活動に寄付されることとなります。

国連食糧農業機関は1981年に創設され、毎年10月16日を世界食糧デーに定めており、世界食糧デーは世界の食糧問題への重視を人々に 喚起し、穀物生産量の増加のために、各国政府が積極的な行動をとるよう促しています。今年の世界食糧デーは「団結して、飢餓と戦う」がテーマでした。(翻 訳:huangjing)