米銀行、融資基準を引き下げ 印刷
2010年 8月 17日(火曜日) 18:20

アメリカ連邦準備制度理事会が16日に公布した報告書によりますと、今年第2四半期、アメリカ銀行業界の融資状況が好転し、4年ぶりに小規模企業への融資基準を緩和しました。

この報告書は、「融資の基準を緩和したのは主にアメリカの大手銀行であり、大企業への融資基準を引き下げた。今回は2006年以来、初めて小規模企業への融資基準を引き下げたほか、個人融資基準をも下げた」と述べています。

これに対し、アナリストは、「需要の増加は経済好転のカギだ。差し迫って解決する必要があるのは、融資基準の引き下げより、どうやって、融資と投資の需要を増やすかだ」とみています。(翻訳:トウエンカ)