中国代表、イラン核問題の対話による解決を強調 印刷
2013年 3月 07日(木曜日) 00:00

中国の王民国連常駐副代表は6日ニューヨークの国連本部で、「イラン核問題は国際核拡散防止体制の権威と中東地域の平和・安定に関わっている。対話と交渉がイラン核問題を解決する唯一の正しい道だ」と述べました。

国連安保理はこの日会議を開き、イラン制裁委員会が活動を報告しました。王民副代表は、「中国は一貫して武力の使用または武力による威嚇に反対しており、イランに対する過度な圧力や新しい制裁には賛成しない。一部の国は一方的に制裁行動を取り、制裁範囲を勝手に拡大し、その他の国の合法的な権益を損なっているが、中国はこれに断固として反対する」と述べました。

さらに王民副代表は、「中国はイラン制裁委員会の活動を非常に重視しており、委員会が実務的かつ穏健な原則に基づいて均衡のとれた効果的な活動を展開するよう、各方面と共に引き続き支援していきたい」と述べました。