このほど国外のメディアと動物保護団体が「中国の象牙需要の増加が象の密猟を促している」と非難したことを受けて、中国外務省の洪磊報道官は18日に北京で、「一部の人は、中国が野性動物保護の分野で払った努力と収めた成果を無視している。先入観を持たず、客観的な目を持つことを望んでいる」と述べました。

また洪磊報道官は「中国政府は野生動物の保護を一貫して重視している。そして一連の法律と法規を策定したほか、国際社会の共同活動にも参加し、象牙とその製品の密輸と違法売買などの行為を厳しく取り締まっている。これによって中国では象牙密輸が効果的に抑制されている。これらの違法行為に対する厳しい処罰は世界でも稀である」と強調しました。