中国では、8月3日が「男の日」に? 印刷
2010年 8月 04日(水曜日) 16:45
このほど、中国のあるウェブサイトに「男には自らの祝日が必要か」と題する書き込みが掲載されました。この書き込みに対して行われたネットのアン ケートには、6021人が参加し、そのうち、80.24%の人は「男は大変疲れるから、男の日を設立すべきだ」、10.5%の人は「どうでもいい」、 9.2%の人は「歴史的な背景がなく、設立する必要はない」という結果となりました。

「眩目清風」というネットーユーザーは「男性は大変疲れるし、女性より平均寿命が10年短いから、男の祝日を設置する必要がある。また、 男性は一生こつこつ働いているが、過ごす祝日は全部『他人』のものだ。『八・三』を男の日にするのは男性の祝日の空白を補うだけでなく、一生懸命働く男性 価値を認めることでもある」という考えを書き込みました。

一部の支持者は「男性にはさまざまな重圧がある。中国では、『男性は前進あるのみ、退くべからず』と見られている。ちょっと油断すれば、『男らしくない』と指摘される」と見ています。

また、支持者は「『男の日』は『男性の権利の日』ではない。全社会が男性に関心を寄せるよう呼びかけるのが、男の日を設置する目的であ る。生活と仕事で心身共に疲れた男性にストレスを解消する1日を与えるべきではないか」とした上で、「女性の権利がますます重視される現在、一方で男性の 権利を無視すべきではない」と強調しました。(Katsu/大野)