中国海軍艦艇編隊、南太平洋5カ国歴訪に出発 印刷
2010年 7月 30日(金曜日) 15:25

中国人民解放軍海軍の訓練艦「鄭和」号とミサイル護衛艦「綿陽」号からなる海軍艦艇編隊は30日午前に、旅順港を出発し、南太平洋での訓練と南太平洋5カ国への訪問に向かいました。

この編隊は7月末から10月下旬にかけて80日余りを航海する予定です。この期間、パプアニューギニア、バヌアツ、トンガを訪問し、その後、ニュージーランド、オーストラリアを訪問します。

中国海軍の訓練艦と作戦艦艇が編隊を組んで外国を訪問するのはこれが初めてです。訪問期間中、海軍軍事学校の士官208人が地文航海、天文航海、海洋水文気象などの教学実習と訓練を行ないます。

編隊を指揮する冷振慶少将は、「今回の訪問は士官たちの能力向上にプラスとなり、大洋州5カ国との軍事分野での実務的協力を促進できるだろう」と述べました。(翻訳:玉華 チェック:吉野)