米国防長官、「機密文書の流出が米軍の安全に危害」 印刷
2010年 7月 30日(金曜日) 15:03

アメリカのゲーツ国防長官は29日、「アフガニスタン駐留米軍の機密文書の流出は、米軍、連合軍、アフガニスタンのパートナーを潜在的な危険にさらす恐れがあり、徹底的に調査する」と強調しました。

機密文書は約9万点で、内部告発サイト「ウィキリークス」に流出しました。文書は、主にアメリカ駐留軍及び諜報員が書いた報告で、その中にはアメリカ軍に情報を提供するアフガニスタン人のデータも入っています。

ゲーツ国防長官は、「流出の再発を防ぐため、戦場で機密文書に触れる人を限定し、守秘措置を強化していく」と語りました。(翻訳:イツゴウ)