中国、紡績品や服装の輸出量が11ヵ月連続減少 印刷
2012年 10月 23日(火曜日) 00:00

海外市場ニーズの持続的な低迷やコストの上昇などを背景に、中国の紡績品や服装などの輸出額は今年上半期に比べ更に減少し、第3四半期(7月~9月)に入って以来状況の悪化が続いています。

中国服装協会の陳大鵬常務副会長は、今年の服装の輸出が厳しく、中国税関の8月のデータによりますと、服装の輸出量がマイナス1.8%となり、11ヵ月連続のマイナス成長となりました。陳常務副会長は、「国内生産コストの上昇は服装の輸出に大きな影響を与え、毎年20%~30%という高度成長の時代はもう二度と来ない」と語りました。