呉邦国委員長、イランの第1副大統領と会談 |
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2012年 9月 11日(火曜日) 16:42 | |||
イランを訪問中の全国人民代表大会常務委員会の呉邦国委員長は現地時間10日、テヘランでイランのラヒーミー第1副大統領と会談しました。 会談の中で呉委員長は「経済貿易をめぐる協力は中国とイランの関係発展の基礎であるため、双方は相互尊重と互恵協力という原則を踏まえ、経済貿易分野での協力を一層強化し、安定した両国関係の発展を推進するべきだ」と述べました。 両国関係の促進について、呉委員長は「まず、関係部門は交流と意思疎通を深めてマイナス影響を克服し、両国間の経済貿易分野における問題を適切に処理して、企業間の協力によりよい環境を作っていくことを提案する。次に、鉄道や水力発電などインフラ整備での協力を拡大し、契約済みのプロジェクトの実行に努めることが必要だ。そして、協力環境を整え、二重課税を回避するための協定を履行し、人員及び貨物の入管手続きにより多くの利便性を提供すると共に、法に基づいて企業の合法的な権益を確保していかなければならない」と3つの分野から意見を述べました。 これに対して、ラヒーミー第1副大統領は「目下の情勢の下で、イランは中国と共に友好協力関係を推進し、両国間の交流と協調を深め、エネルギーや経済貿易、農業、インフラ施設などの分野における協力を拡大していきたい」との考えを表明しました。
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