<人民元改革>5年間で対米ドル相場は22%上昇 印刷
2010年 7月 21日(水曜日) 14:39
中国外貨交易センターは、中国が人民元為替形成メカニズムの改革開始を発表してから、5年目に当たる21日、人民元の対米ドル基準値を6.7812元と 発表しました。これにより、人民元の対米ドル相場の上昇幅は22.05%に達しました。

2005年7月21日に、中国は人民元の決定を基本的には市場の需給に任せ、通貨バスケット制を参考にした管理変動為替制度の導入を発表しまし た。これにより、人民元の米ドル単一通貨のペッグ制が終わり、人民元相場の弾力性を高めてきました。3年後の2008年末、人民元の対米ドル相場の上昇幅 は累計21%となりました。

今年6月19日、中国人民銀行は、人民元為替形成メカニズムの改革を進め、人民元の弾力性をより一層強めると発表しました。(万、吉野)