トルコ到着の中国救援隊 3チーム体制で救助活動を展開予定 印刷
2023年 2月 09日(木曜日) 00:00

中国救援隊を乗せた中国国際航空のチャーター便が、現地時間2月8日午前4時半、トルコのアダナ空港に着陸しました。到着した救援隊のメンバー82人は3つのチームに分かれ、被災地の実際状況に基づいて国際救助活動を展開する予定です。

この救援隊は、トルコで6日に発生した大規模地震の救助活動にあたるため、北京時間7日16時ごろ、被災地に向けて出発していました。

彼らは、国連の「国際捜索・救助諮問グループ(INSARAG)」が実施する都市型捜索救助の分類基準の最上位である「Heavy」の認証を受けた国際捜索救助隊であるということです。中国政府から派遣された初の「Heavy」認証の都市型捜索救助チームとして、トルコに赴いた82人の隊員は主に北京市消防救助総隊、中国地震応急捜索救助センター、応急総病院のスタッフで構成され、持ち込んだ計21トンの捜索・通信・医療などの救援装備と物資のほか、災害救助犬4匹と共に、2つの作業現場で同時に捜索・救助活動を行うことが可能です。トルコ到着後、隊員たちは音声・映像モニタリングによる生命探知機や医療機器を携え、災害救助犬と共に被災地入りし、早急に捜索・救助活動を開始するということです。