上海、ポスドク5157人分の求人情報を発表、最高年収1400万円 印刷
2022年 7月 26日(火曜日) 00:00

上海国際金融センター

上海市は25日、世界に向けて、ポストドクターを対象にする5157人分の求人情報を発表し、国内外の優秀な人材が上海で働くことを求めました。その最高年収は70万元(約1400 万円)で、大部分は25万元(約500万円)から35万元(約700万円)の間に集中しています。また、30%ほどのポストはマンションの提供があり、50%余りで住宅手当があるということです。

今回求人を出したのは、123の大学・研究所・企業に設置された259のポスドクワークステーションです。中国科学院上海技術物理研究所、上海交通大学、復旦大学、中国商用飛機(COMAC)など国内トップクラスの科学研究機関や大学、世界トップ企業などが含まれています。

うち、米国、英国、ドイツ向けの求人は上位3位を占め、国籍は問いません。また、国家レベルと市レベルの重要プラットフォームや重要任務とプロジェクトからの求人は全体の約90%を占めており、バイオメディカル、新素材、化学工業、集積回路、人工知能などの分野でのニーズが多いということです。