通年で中国の経済成長はプラスとなる可能性=李総理 印刷
2020年 9月 16日(水曜日) 14:21

李克強総理は15日、世界経済フォーラム世界企業家ビデオ特別対話会で挨拶した際、「現在の状況から見れば、中国経済は安定的な回復基調を維持している。今年に入ってから都市部の新規雇用は700万人を超えた。もし情勢に大きな変化がなければ、今年度の主要な目標が実現できる。通年で経済成長はプラスとなる可能性がある」と発表しました。

李総理は「新型コロナウイルスがもともと困難だった世界経済をいっそう悪化させた。特に国際貿易が真っ先に矢面に立ち、産業チェーンやサプライチェーンの循環が妨げられている。このような状況下で、いわゆる技術、産業の連結を断つことは時宜に合わず、ありえないことだ。われわれは早く世界産業チェーンやサプライチェーン、また人員の交流を回復し、世界経済を復活させる必要がある」としました。そのうえで「中国経済はすでに世界に深く溶け込んでいる。世界の発展にも中国が必要だ。中国は対外開放を揺るがせず拡大し、各分野での開放は引き続き進められていくことになる」と強調しました。