中国の深海調査船「海斗一号」がテスト成功 印刷
2020年 6月 09日(火曜日) 17:26

8日、中国の科学調査船「海斗一号」はマリアナ海溝の科学調査任務を終えて、帰港しました。中国科学院瀋陽自動化所が研究開発した深海調査船「海斗一号」は初の1万メートル級の潜水テスト応用任務を完成し、中国1万メートル級の無人潜水器による作業の空白を埋めました。

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深海調査船「海斗一号」の任務実施直前

「海斗一号」はマリアナ海溝で4回にわたって、1万メートル級の潜水作業を行い、最深値は1万907メートルを記録しました。

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海底物質のサンプル採取

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1万メートル級の海底写真

搭載された中国独自の知的財産権を持つ深海ロボットアームは世界最先端で、海底物質と海水のサンプル採取、科学考察作業を通じて、深海の物理学的、化学的、地質学的、生物学的データを得ました。また、搭載されたハイビジョン撮影マシンによって、海底の地質環境、生態状況、海溝の地質環境変化を捉えた映像資料を入手しました。