新型肺炎の感染で在宅消費がブームに 印刷
2020年 3月 06日(金曜日) 19:32

新型コロナウイルスによる肺炎の感染が発生して以来、インターネットショッピング、野菜・果物・冷凍食品の電子商取引、オンライン教育などの在宅消費がますます人気になっています。オンラインサービス消費が迅速な成長を見せ、経済発展の目玉になっています。

電子商取引会社「拼多多」(Pinduoduo)によりますと、企業の操業回復を前にして、中国国内における多くの住民の在宅消費は医療用品、消毒剤が大幅に伸びているほか、インスタント食品、果物・野菜・冷凍食品、女性の洋服、化粧品、おやつ、デジタル製品、おもちゃ、運動器具、家具、家電のニーズも増えていることがわかりました。

また、ネットショッピングの海外商品では防護用品、化粧品、スキンケア、母子用品、栄養・保健が人気を集め、販売量が多くなっているということです。

電子商取引会社「蘇寧易購」(Suning Electrical)のデータを見ると、感染の予防・抑制期間中、果物・野菜・冷凍食品以外に、在宅勤務時のオフィス用品、オンライン教育の関連用品などがよく売れていることがわかりました。

このほか、流通に不便が生じていることから、多くの農家は農産品の在庫を抱えています。この問題を解決するため、「蘇寧易購」傘下の「蘇寧拼購」が農家のネットショップ設置に協力し、また、蘇寧物流、天天宅配便が円滑な物流を確保して、農家600以上の農産品500万キロ以上の販売を実現させ、都市部住民への農産物供給を保証しているということです。