中国インターネット企業トップ100を発表、R&D投資45%増に 印刷
2019年 8月 14日(水曜日) 17:51

中国インターネット協会、工業情報化部ネットセキュリティ産業発展センターは14日、共同で「2019年中国インターネット企業トップ100発展レポート」を発表しました。レポートは、「昨年の中国のインターネット企業上位100社の研究開発投資は、1538億7000万元に達し、前年同期比45.1%増となった」と明らかにしました。

レポートによりますと、アリババ、テンセント、百度(バイドゥ)、京東(JD.com)が上位4位を占めています。工業情報化部ネットセキュリティ安全産業発展センター統計分析処の焦緖録処長は、「これらの企業は規模とイノベーションの面で大きな成長を遂げている」と語りました。

中国のインターネット企業上位100社は、人々の衣食住、交通をカバーし、公共サービス、ネットメディア、音楽・動画、ソーシャルネットワーク、科学技術のイノベーション、知的財産権など多くの分野をカバーしています。

工業情報化部のチーフエンジニア張峰氏は、「今後、中国は融合と応用を深め、デジタル化のモデルチェンジを促進していくだろう」と予測しています。

また、情報によりますと、中国は世界最大の光ファイバーと4Gのネットワークを構築しています。今年上半期、中国インターネット産業の市場規模は前年同期比17.9%増となり、世界平均を上回っています。また、一部の企業は世界上位に食い込んでもいます。