米側の身柄引渡申請は国際法に合致せず=外交部 印刷
2019年 1月 24日(木曜日) 09:24

1月30日は、米国がカナダに対しファーウェィ社の孟晩舟副会長兼最高財務責任者の身分引渡申請を提出する締切の日となります。一部のメディアは、米国がすでに引渡申請をすることをカナダに通告したとの報道を行っています。

これに対し、23日に開かれた外交部の記者会見で、華春瑩報道官は、「米側がカナダに身分引渡申請を行うことは、米国によるイラン制裁に絡む問題だ。安保理の枠組み外において一方的にイランへ制裁を行う行為は、国際法に合致しないものであり、米国の同盟国を含む全世界の反対を受けている」と述べました。

華報道官は、また、「米国のやり方は、正当性がなく、極めて政治的な行動であり、その本質は科学技術による他国へのいじめ行為だ」と指摘しました。