中国、朝米対話を希望 印刷
2019年 1月 09日(水曜日) 10:39

中国外交部の陸慷報道官は8日の定例記者会見で、「中国は朝米双方が引き続き対話を保ち、前向きな成果を収めることを希望するとともに支持する」との姿勢を示しました。

習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席の招きに応じて、朝鮮労働党委員長・国務委員会委員長の金正恩(キム・ジョンウン)氏が7日から10日の日程で中国を訪問しています。今回の訪問は米朝会談と関係があるかどうかという記者からの質問に対して陸報道官は「中国と朝鮮がハイレベル往来を保つことは両国の伝統的友好関係の重要な一部である」と述べ、「朝鮮半島問題の鍵となる当事者として、米朝双方がコンタクトを保つことは非常に有益なものだと、中国は一貫して見ている。そのため、中国は朝米双方が引き続き対話を行い、前向きな成果を収めることを変わることなく支持する」と答えました。