習主席「非公有制経済の発展を強く支持する」 印刷
2018年 11月 02日(金曜日) 09:56

中国共産党中央委員会総書記、中央軍事委員会の主席を兼任する習近平国家主席は1日、北京で、民間企業座談会を主宰し、重要な談話を発表しました。

習主席は、「公有制を中心に様々な所有制経済がともに発展するという基本的な経済制度は、中国の特色ある社会主義制度の重要な部分であり、社会主義市場経済体制を整える要件でもある。中国の経済や社会の発展における非公有制経済の現状や役割は変わらず、非公有制経済の発展をゆるぎなく支援し、支持して導いていく方針や政策も変わらない。また、非公有制経済の発展に向けて環境を整え、様々な場を与えるという方針や政策も変わらない。ゆとりのある社会を造り上げ、社会主義現代化国を全面的に構築していくプロセスで、中国の民間経済は弱体化させてはならず強くするのみであり、一段と大きな舞台へ進めていく」と述べました。

また、習主席は、「中国は経済発展をする中で、民間経済の発展によりよい環境を作り、民間経済が抱える問題を解決し、民間経済の活力を発揮させるように支援していくべきだ」と語りました。そして「今、6つの政策や措置を実行していく。1つ目は企業の税負担を軽減すること、 2つ目は民間企業の融資が困難で費用が高いという問題を解決すること、 3つ目は公平な競争環境を作ること、 4つ目は政策の実施方法を整えること、 5つ目は新たな政治とビジネスの関係を造り上げること、 6つ目はビジネス関係者の身や財産を守ることだ」と指摘しました。