フィリピンのドゥテルテ大統領と王外交部長が会談 印刷
2018年 10月 30日(火曜日) 10:52

フィリピンのドゥテルテ大統領は29日、ダバオで王毅外交部長と会談を行いました。

この中でドゥテルテ大統領は「フィリピンと中国は友好の近隣国であり、中国が収めた大きな発展成果は世界に重要なチャンスを提供している。そのため、フィリピンは中国を最も重要な協力パートナーと見ている。また、我々は習近平国家主席の公式訪問を心待ちにしている。これは、必ず両国関係の発展にとって新たなきっかけになるだろう」と述べました。

これに対して王部長は、習近平国家主席からの挨拶の言葉を伝えたうえで「今回の訪問の主な任務は、双方が予定しているハイレベル訪問のための準備作業である。過去2年間、両国元首の指導の下、中国とフィリピンの関係は全面的に改善・発展し、中国はフィリピンの最大の貿易パートナーとなった。両国協力はフィリピン経済発展と社会国民生活にとって大きな役割を果たしている」と述べました。

さらに、ドゥテルテ大統領と王部長は「一帯一路」建設や南海問題などについて意見を交わしました。