米国のやり方は世界経済の秩序を破壊している=商務部 印刷
2018年 7月 11日(水曜日) 18:29

商務部の李成鋼部長補佐官は11日、米国が2000億ドルの対中関税リストを発表したことに対して、「現在、国際貿易は混乱の時期にある。我々は、米国のやり方が経済グローバル化のプロセスを妨害し、世界経済の秩序を破壊したと見ている」と述べました。

李補佐官はこの日、北京で開かれた「中国の都市と米シカゴ市の投資協力フォーラム(2018)」に出席した際、「今年に入ってから、中米貿易は全体として成長を維持してきた。しかし、貿易摩擦のマイナスの影響がすでに見えている。中国側の統計によれば、上半期、中国の対米輸出の成長率は去年同期に比べて13.9ポイント減速した。また、1~5月の間、中国企業(金融類を除外)の対米直接投資も去年同期より21.1%減少した」と指摘した上で、「貿易戦争には勝者はない。両国の企業は共に損失を受けている。協力こそが中米両国の唯一の正しい選択肢だ」と強調しました。