世界に進出する中国新エネルギー企業 印刷
2018年 6月 05日(火曜日) 09:45

ブラジルのバイーア州がこのほど公開したレール交通入札の募集結果によりますと、中国の電気自動車メーカーBYD(比亜迪)が落札し、受注額は6億8千900万ドルになるということです。これによって、ブラジルのエルサルバドル市で、海をまたぐ初のアーバンモノレール・BYDクラウドレールが敷設されます。

クラウドレールは中小規模の動力によるレール交通で、無人運転システムなどハイテク技術が組み込まれています。BYDが5年かけ、累計で50億元を投入して開発したものです。大都市のシャトル線のほか、中小都市の交通幹線、景勝地における遊覧コースなどに適します。

なお、BYDは世界最大の電気自動車メーカーで、50の国と地域240以上の都市に進出しています。