2018年、中国の電力消費量は5.5%増と予 印刷
2018年 2月 20日(火曜日) 16:11
中国電力企業連合会がこのほど発表した報告書によりますと、マクロ経済やサービス業、住民の電力消費に関する発展趨勢、そして大気汚染の予防や電力代替など、一連の要素を考慮した上で、2018年の中国の電力消費量は2017年の安定した早い成長レベルを保ちつつも、電力消費量が5.5%増えると見込まれています。

中電連の安洪光副秘書長によりますと、2018年、中国では約1億2千万キロワットの発電量が追加され、うち7000万キロワットは非化石エネルギーによる発電量になるとしています。また、2018年末までに、全国で非化石エネルギーによる発電量は7億6千万キロワットに達し、全体の4割近くを占める見込みです。

地域別に見ると、東北、西北地区の発電供給に余裕があるのに対し、河北地区は供給不足で、華東、華中地区ではバランスの取れた需要と供給になると予測しています。