2018年「春運ラッシュ」旅客輸送量は延べ30億人 印刷
2018年 1月 31日(水曜日) 19:41

国家発展改革委員会の連維良副主任は31日、2018年の「春運ラッシュ(春節前後の帰省・Uターンラッシュ)」を2月1日から3月12日にかけての40日間と発表し、期間中の全国の旅客輸送量が延べ29億8000万人に上る見込みだとしました。現在、関連する準備作業は整っているということです。

今年の「春運ラッシュ」では各交通機関の利用状況に新たな変化が起きています。鉄道と民間航空は利用率がそれぞれ8.8%と10%の伸び幅となり、一方、高速道路の利用は1.6%減の初のマイナス成長になったということです。

また、中国の鉄道部門では、固定路線の列車3819本を確保するほか、臨時路線の増発にも取り組む体制を取っています。民間航空各社は平均で1日当たり1万5000便の輸送能力を確保しています。なお、高速道路では84万台のバス、水上運輸では2万隻以上の客船が手配されているということです。