中国農民の増収幅、都市部を上回る 印刷
2011年 1月 31日(月曜日) 19:28

中国中央農村活動グループの責任者陳錫文氏は30日、「昨年、中国農民の1人当たりの平均収入は一昨年より766元多い5919元(日本円:約1万1000円)に達し、増加幅はこれまでの最高だった」と述べました。

陳錫文氏は、「農民の平均増収率は10.9%に達し、これまでの最高となり、その増収率は初めて都市部を上回った。農民の所得は7年間連続して伸びたものの、都市部住民との格差の拡大という状態は依然として変わってはいない。今年、中国政府の主要任務は、農産品の安定した供給を維持するほか、農業への投入および農民への補助金を増やすことだ」と述べました。