香港・珠海・マカオを結ぶ大橋がスピード完工 印刷
2017年 12月 25日(月曜日) 21:22

香港・珠海・マカオを結ぶ橋の建設工事の管理局は、「海中に巨大な鉄筋のくいを打ち込む作業を初めて導入し、島と島を結ぶ海底トンネル部分の建設は221日間で完了した。計画より2年間前倒しであり、スピード記録を達成した」と明らかにしました。

海上に建設した人工島で、ケーソンを使って海水を遮断し、新しい海底トンネル掘削技術が採用されて、1年経たずに工事完成という人類史上の奇跡を果たしています。

この大橋は、香港のランタオ島・マカオ・広東省珠海市を結ぶ長さ55キロメートルで、このうち海底トンネルの長さは6.7キロです。途中に設けられた海上橋は世界最大規模であり、建設基準もきわめて高度で、「橋のチョモランマ」とも呼ばれています。

工事は2009年12月15日に着工し、今年の7月7日に貫通しています。