「天下第一雄関」嘉峪関長城の修築作業が完了 印刷
2017年 12月 18日(月曜日) 23:04

投資額が約3億500万元に及び、5年にわたって行われてきた嘉峪関長城の修築プロジェクトが、このほど終了しました。史上最大規模の修復作業を終えて、嘉峪関はかつての姿を取り戻しました。

甘粛省にある河西回廊の中西部に位置する嘉峪関長城は、古代シルクロードにおいて必ず通過する場所として知られ、「天下第一雄関」と称されてきました。

他の地域の長城と同じく、嘉峪関もまた、風食・風化、地震、洪水などの自然災害や、生産、生活、建設といった人々の活動の影響を受けてきました。

国家文物局は今、2012年にスタートした甘粛省の嘉峪関世界文化遺産保護プロジェクトをサポートしています。このプロジェクトは、嘉峪関長城本体の保護修築プロジェクト、嘉峪関世界文化遺産観測センター建設プロジェクト、嘉峪関世界文化遺産展示プロジェクトという3つのプロジェクトから成っています。

最終更新 2017年 12月 18日(月曜日) 23:12