中国と中東欧、協力の新しい時期に入る 印刷
2017年 11月 28日(火曜日) 22:14

李克強首相は11月27日、ブダペストで、第6回中国•中東欧諸国首脳会合「16+1」に出席しました。今回の首脳会合で収めた成果は中国と中東欧諸国の経済貿易と投資関係が新しい時期に入ることを推し進めるだろうと見られます。

今年は「16+1」協力5周年にあたります。この5年来、「16+1」協力の度合いが強化されつつあり、メカニズムも一層成熟し、各分野での協力も大きな進展を見せています。

この5年来、中国企業の16カ国への投資額は30億から90億ドルに上りました。2012年から2016年までに中国が中東欧諸国から輸入した農産品の年間平均成長率は13.7%になったとのことです。

中国の目標は中国と中東欧諸国のそれぞれの優位性を生かし、双方のより大きな経済成長空間を掘り出すことです。

今回の「16+1」会合はEU・欧州連合やオーストリア、スイス、ギリシャ、ベラルーシ、欧州復興開発銀行などの代表とオブザーバーの出席を要請しました。これは中国が域外の国と機構が「16+1」協力枠組の下で三者協力を行うことを歓迎し、ウィンウィンを実現する立場を表明しました。