中仏外相会談、両国の発展に新たなチャンスを 印刷
2017年 11月 26日(日曜日) 10:44

中国の王毅外相は24日午後、北京でフランスのル・ドリアン外相と会談を行いました。双方は「中仏関係はイデオロギー、制度と文化の相違を超えた関係で、協力ウィンウィンの道を歩んできた」との見方を示しました。

王毅外相とフランスのル・ドリアン外相は約1時間ほど会談を行った後、共同記者会見を行いました。王外相は「会談の内容は豊かなもので、双方が今後、互いの関係をよりアップグレードする必要があることで見解の一致を見た」と述べました。

王外相はまた、「中国はヨーロッパの未来に自信を持っており、欧州一体化を断固支持し、ヨーロッパの平和、成長、改革、文明と言ったの四大パートナー関係を推進し、フランスが中欧の関係発展にさらに新たな貢献をすることを期待している」としました。

これに対して、ル・ドリアン外相も、仏中関係の発展の勢いが良好で、双方は相互信頼を増し、相互尊重し、相互開放し、協力の潜在力をさらに掘りだしていく考えを示しました。

両外相は、マクロン大統領の訪中など次の段階のハイレベル相互訪問のために周到な準備を行って、中仏関係を新たな段階へと引き上げていくことで見解の一致をみました。