エネルギー大手2社が合併 印刷
2017年 11月 22日(水曜日) 21:12
中国の電力大手の国電グループと石炭企業の神華グループがこのほど合併し、「国家エネルギー投資グループ」が発足しました。産業界全体にわたる競争力が備わり、実力のある総合エネルギー会社となるとみられています。

国電グループは、世界最大規模の風力発電設備を持つ会社で、神華グループは世界最大の石炭企業です。合併手続きはほぼ完了し、総資産が1兆8000億元を超える世界最大の電力エネルギー投資グループとなる見込みです。

国務院の国有資産監督管理委員会の白英姿局長は、この合併について「新会社の国家エネルギー投資グループは、石炭の生産量や販売量、発電容量、石炭液化燃料の生産量などが世界最大となり、強い競争力を持つ総合的なエネルギー会社になるだろう」と述べています。