中ロ第5回戦略安全交渉が開催 印刷
2011年 1月 25日(火曜日) 16:37
中国の戴秉国国務委員とロシア連邦安全保障会議のニコライ・パトルシェフ書記は24日、モスクワで第5回戦略安全交渉を行いました。双方は共に努力し、中ロ戦略安全交渉システムの役割を十分に生かして、両国の戦略協力パートナーシップの発展を推し進めていくことを決定しました。

交渉の中で双方は「中ロ戦略協力パートナーシップが確立されて15年来、両国関係は大いに発展した。当面、複雑な国際情勢の下で、中国とロシアは両国の元首による共通認識を貫き、さらに相互信頼を深め、確実に各分野における協力を推進していく。また、重大な国際と地域問題における協調を強化すると共に、両国の根本的な利益と発展の大局をより良く維持し、世界の平和、安定と繁栄を促進していく」としています。

また、双方は「今後10年、両国関係の発展は重要なチャンスに恵まれる。国際情勢がいかに変わっても、両国は平等と相互信頼、協力とウィンウィンを堅持していくと共に、お互いに尊重し、支持して、全面的に中ロ戦略協力パートナーシップの発展に取り組んでいき、両国民に幸福をもたらしていく」としています。

なお、次回の交渉は年内に中国で開催することになります。