中国産大型洗濯機に反ダンピング税徴収へ=米 印刷
2017年 2月 01日(水曜日) 15:10

米国際貿易委員会(ITC)が30日、最終裁定を下し、中国から輸入される大型洗濯機に反ダンピング税を徴収することとなりました。

米国際貿易委員会は同日、中国から輸入する大型洗濯機は米国関連産業に実質的被害をもたらしたと認定しました。また、これに先立ち、米商務省が中国が米国に輸出した当該商品にはダンピング行為が存在すると裁定していたことから、今回の裁定により、米商務省は税関に対し、この種の商品に対する反ダンピング税の徴収を正式に求めることになります。

米商務省の去年12月の最終裁定に従い、米国は中国のメーカーに対し32.1%から52.51%までの反ダンピング税を徴収することになります。なお、米商務省のデータによりますと、2015年から米国が中国から輸入したこの種の商品の金額は総額約11億ドルに及んでいます。