客船転覆 乗客は海上で救援待ち=マレーシア 印刷
2017年 1月 30日(月曜日) 10:21

中国駐マレーシア・コタキナバル領事館が29日、マレーシア政府サイドからの情報として伝えたところによりますと、連絡の取れなくなった客船は、サバ州の観光地ムンガルム島近海ですでに沈没しており、多くの中国人観光客が海上で漂流し、救援を待っているところだということです。

情報によりますと、中国人旅行客28人と乗組員3人を乗せた客船はムンガルム島近海で沈没、現在、2人の乗組員が救助を求めに陸地に向かっているほか、残りの乗組員が海域に放り出された旅行客を一カ所に誘導、海上で救助を待っているとのことです。

なお、マレーシアの海上警備局によりますと、現在海軍、空軍とともに400平方海里の範囲で捜索作業を進めているものの、悪天候の影響を大きく受けているとしています。