外務省、台湾問題への慎重な対応を米次期大統領に要求 印刷
2016年 12月 12日(月曜日) 21:18

米国のトランプ次期大統領が11日、「一つの中国」政策について「完全に理解はしている。しかし、中国と貿易などで合意している場合を除いて、なぜそれに縛られないといけないのか」と疑問を呈したことを受けて、中国外務省の耿爽報道官は12日の定例会見で、「台湾問題は非常に敏感なもので、慎重に取り組む必要がある」と強調しました。

また、耿報道官は「『一つの中国』政策の堅持は中米関係の政治的基盤である。それが干渉される、または損なわれる場合は、健全で安定した中米関係の発展や主要分野での二国間の協力は不可能になる」と述べました。