G20サミット、韓国大統領が4大議題を提示 印刷
2010年 11月 01日(月曜日) 17:23
20カ国・地域(G20)サミットが11、12の両日にソウルで開催されますが、韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領は1日、為替、国際金融のセーフティネット、国際金融機関の改革、開発の4つの主要な議題を提出しました。

李明博大統領は「世界経済は既に回復しつつあるが、持続的かつバランス良い成長を維持するため、国際社会は共に、協力の重要性を認識すると共に、国際金融市場の安定を確保する体制を設立するべきだ」と強調しました。

また、「国際通貨基金(IMF)は先進国中心に運営されてきたが、現在は、韓国と中国、インド、ブラジルなど新興国の地位が確実に高まってきている。これからは各国の実力と規模に応じた発言権が与えられるべきだ」と語りました。(万、大野)