中国、今後5年間で分解ビニール袋の普及が 印刷
2010年 10月 28日(木曜日) 16:08

中国ビニール加工工業協会は27日、「中国では生分解性プラスチックの量産がいよいよ始まる。今後5年間で、分解ビニール袋をはじめとする分解材料が一般家庭に普及されることとなる」と明らかにしました。

中国ではここ数年、生産コストの低下に伴い、一部の企業が生分解性材料の生産に従事し始めており、ここ3年間で、利益を得た企業は20社を超えています。今後5年間で、生分解性材料の生産高は40万トンから50万トンに至ると見られています。

生分解性材料は広く活用されており、ビニール袋のほか、使い捨て医療器具、化粧品、食器などに加工されています。

(朱丹陽)