ASEM首脳、保護貿易主義に反対 印刷
2010年 10月 06日(水曜日) 16:41
アジアと欧州各国の首脳は5日、ブリュッセルで開かれた第8回ASEM首脳会議の閉幕後声明を発表し、いかなる形の保護貿易主義にも反対する姿勢を示しました。

会議に参加した各国首脳は声明で、現有のすべての関税或いは非関税の貿易障壁を直ちに取消し、商品やサービス、投資への需要を奨励して、国内と国際市場をより開放する点で意見の一致を見ました。

各国首脳はまた、ドーハラウンドの交渉をできるだけ早く完成する決心を示すと共に、これまでに収めた進展を基礎に「意気込みに溢れた、全 面的で、均衡的」な結果を達成する決心を示しました。声明はまた「アジアと欧州は今後、世界的な経済と金融政策での協調性を強化していく」としまし た。(翻訳:ヒガシ)