ロシア、イラン核問題の外交による解決を強調 印刷
2010年 9月 30日(木曜日) 15:31

ロシアのチュルキン国連大使は29日、国連総会の一般討論で、イランに対して国際原子力機関(IAEA)との協力を求めると共に、「イランの核開発問題は政治や外交手段によって解決すべきだ」と強調しました。

チュルキン大使は「イラン核問題の解決策は『核拡散防止条約』および国際法に基づくものでなければならない。ロシアは、イランが関係6カ 国との対話に復帰するよう期待する」と述べました。さらに「アメリカなどは国連安保理の承認を得ないまま、イランに対し一方的な制裁措置を実施している。 それらの制裁は国際法に背き、政治的にマイナス効果をもたらすものとなる。直ちに停止すべきだ」と訴えました。(鵬)