韓国次期大統領、中国に特使団を派遣へ 印刷
2013年 1月 16日(水曜日) 16:34
韓国の朴槿恵(パク・クンヘ)次期大統領が22日、中国に特使団を派遣する見込みです。

特使団は中国共産党の習近平総書記らと会談し、習総書記に朴氏の親書を手渡すとみられます。朴氏が海外に特使を派遣するのはこれが初となります。

朴氏の報道官を務める朴先圭(パク・ソンギュ)氏の紹介によりますと、特使団は選挙対策本部の総括本部長だった金武星(キム・ムソン)氏が団長を務め、計4人で構成されるということです。

朴先圭氏はまた、「今回の特使派遣は、今月10日韓国を訪問した中国政府の特使・張志軍外務次官の招きに応じてのことだ」と述べた上で、「韓中両国は戦略的協力パートナーとして、安全保障問題を含め、さまざまな議論が行われるだろう」と述べました。

また、朴槿恵次期大統領は米国にも特使を派遣する予定で、派遣に向けた話し合いが進められているとし、近く特使を派遣する可能性を示唆しました。