昨年3月の廃水サンプルから新型コロナ検出=バルセロナ大教授 印刷
2020年 6月 30日(火曜日) 18:18

スペイン・バルセロナ大学の研究チームはこのほど、2019年3月12日に採取した廃水サンプルを検査した結果、新型コロナウイルスを検出しました。

同チームを率いる生物学のアルベルト・ ボッシュ教授はインタビューを受けた際、「2019年3月に採取した廃水サンプルから検出した新型コロナウイルスの濃度は、今年の3月、4月のものとほぼ同じだった」と発表しました。

昨年に検出されなかった原因についてボッシュ教授は、「当時はインフルエンザにかかりやすい時期にあったため、新型コロナウイルスは紛れてしまった」と説明しました。