探査車「玉兎2号」引き続き月裏側を走行 印刷
2019年 1月 07日(月曜日) 18:53

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ランダーに搭載されている地形カメラが撮影したA地点で活動する「玉兎2号」

国家宇宙局が明らかにしたところによりますと、「嫦娥4号」探査機のランダーと探査車の「玉兎2号」はその分離後、計画に沿って関連作業を展開しているということです。4日午後5時現在、着陸機に搭載されている低周波電波スペクトルメーターの3本の5メートルアンテナが展開し 、ドイツ製の月面中性子線量計が作業を開始しているほか、地形撮影機が撮影した画像も続々と地球に送信されています。

探査車「玉兎2号」と中継衛星「鵲橋」の間には独立したデータ伝送回路が築かれ、環境センサリングや走行路線計算も完成しており、計画通りに月面を走行、A地点に到着して科学的探査を展開しています。また、月面レーダーやパノラマカメラも作業を開始しているとのことです。

それから、「嫦娥4号」は月の昼間の高温を迎えるため、探査車はタイミングをみて「昼休み」体制に入り、今月10日に呼び覚ますことが予定されています。

最終更新 2019年 1月 07日(月曜日) 18:53