中米間で共通認識に至るのは双方の利益に合致=外交部 印刷
2018年 5月 22日(火曜日) 10:58

外交部の陸慷報道官は21日、北京での定例記者会見で「中米両国が貿易交渉で共通認識に達したことは双方の利益に見合う」と述べました。

また陸報道官は、「中国は貿易以外の分野でも、米国との関係が緊張状態になることを望まない。2つの大国が良好な関係や各分野における良好な協力を保つことは、両国や両国民の利益に合致し、世界にとっても良いことである」と述べました。

記者会見では、米国の一部の政府関係者が「両国の合意は一時的な停戦であり、米国のやり方は、まず緊張をエスカレートさせてとりあえず合意に達し、落ち着いてからまた緊張関係をあおる」との見方が出ました。これに対して陸報道官は「短期的に見て、中米両国の政府がうまく合意に達し、ともに受け入れられる成果が出れば、もちろん双方とも遵守すべきだ。我々はもちろん逆戻りを望まない」との立場を示しました。