海峡両岸、犯罪取締での連携強化へ 印刷
2010年 12月 06日(月曜日) 18:21
台湾刑事警察局の林徳華局長は「大陸と台湾の警察当局が詐欺犯罪取締りで連携を強めていることから、今年、台湾で摘発された詐欺事件は例年の4万件を下回り、2万8000件~2万9000件までに減るだろう」と述べました。

林局長は「海峡両岸関係協会と海峡交流基金会の第三回指導者交渉で『海峡両岸の犯罪への共同取締と司法協力に関する協定』が採択された 後、両岸の犯罪取締りでの連携はいっそう強まっている。去年、台湾刑事警察局は四川省公安部門と協力し、初の両岸をまたぐグループ詐欺事件を解決した」と 紹介しました。

林局長によりますと、この一年、両岸の関係当局は多くの詐欺グループを摘発し、容疑者5000人以上を逮捕したということです。